ショパン 2003/3

メディア掲載情報

平野浩氏

演奏者はポーランドで学び、ショパン弾きを標榜するピアニスト。
オールショパンプロでもあり、本来のショパンの姿に接する得難い機会かと期待した。
彼は確信と共感に満ちた演奏を聴かせてくれた。
ポロネーズやマズカルの民族リズムの表出は、日本人にはなかなか難しいのだが、
本場で学んだピアニストの弾きこなしは、さすがと思わせた。
特にプログラム最後の幻想ポロネーズは、ショパンの代表作とも言える名曲であり、
演奏者のこの曲への想いがよく伝わってきた。

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