ショパン 2003/5

メディア掲載情報

長谷川武久氏

この日は「ショパンリサイタル」と題されており、ショパンの作品を9曲演奏した。
細やかな神経を持った人である。
ひとつひとつの音が大切にされていて、和声的な響きも吟味されていく。
テンポ感もリズム感もよく、聴いていて心地よい。
とりわけ、ゆっくり歌う場面での空気づくりはたいへん魅力的であり、そういう部分では、天性の才能の持ち主だと感じた。

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